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あ!危ない!!

○○ちゃん2歳とのある日の一コマです。

食事の用意をしている傍、元気よくおもちゃで一人遊びしています。
ふと目をやった瞬間、尖った鉛筆を握りしめる小さな手が目に飛び込んできます。

「あ!危ない!!」

半ば、反射的に尖った鉛筆を取り上げました。
〇〇ちゃんは突然のことにビックリし、「やだー!やだー!」と、大声を上げて泣き出してしまいました。

事なきを得た母親は、〇〇ちゃんに言い聞かせます。

「あぶないからダーメ!」

「やだー!やだー!」の泣き声は、止むことはありません。

それでも押し通す「あぶないからダメ」は、果たして母親の意図するままに伝わるのでしょうか。

尖った鉛筆は、使い方を誤ると体に傷をつけてしまう可能性があるので危ないです。遊びに使うのは辞めましょう。だから、ダメです。

このように理解するには、まだまだ先の話ですよね。

ここで着目してほしいことは、〇〇ちゃんの鉛筆で遊ぶ行為に対して「否定」「抑止」してしまっているということです。

危険を未然に防いだという点では、母親の行動は間違っていません。

しかしながら、〇〇ちゃんからすると、楽しく遊んでいた鉛筆を取り上げられ、遊びを止められてしまったと思わざるを得ないのです。

〇〇ちゃんにとって母親とは、大好きで、一緒にいるだけで安らげる存在です。一生懸命遊びに夢中だったところをその母親から「否定」「抑止」されれば、これほどまでにショックなことはありません。だから、大きな声を上げて泣くのです。

鉛筆を取り上げる前にほんの一瞬だけでもいいのです。我が子の想いを汲み取る努力をしてください。

そうすれば、どれだけ食事の用意が中途半端になろうとも、キッチンの火を止められるはずです。

「あ!危ない!!」

と、とっさに握った手を優しく導いて、少しだけ一緒にお絵描きをしてください。

〇〇ちゃんは、母親の優しさのもと、尖った鉛筆からの危険が回避され、正しい鉛筆の使い方を覚えていくでしょう。

 

 

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