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【DAIWA 19 CERTATE】リール性能の考え方

【DAIWA 19 CERTATE】リール性能の考え方

キャスティングにてじっくり巻きをチェック。

18イグジストと巻きのキャラクターは同じ。

18イグジスト(12BB)、

19セルテート(10BB)、

での回転差は結構明白に感じた。

18イグジストは、巻き始めから、巻き中、止めるまでの一連の流れで常に滑らかな巻き心地を感じることができる。

19セルテートは、若干だが随所で巻き心地に肉薄感を感じるところがある。

19セルテートの方が巻き心地が良いという記事もあるが、

手に取った時の剛性感、

素材の質感で19セルテートの方が密に感じる。

それと巻き心地を錯覚しているということだろう。

では、具体的に巻き心地を考察する。

回転の質量が違う感じとでも言おうか。

極端にいうと、

18イグジストは密に回転の質量が詰まっている感があるのに対し、

19セルテートは若干の空洞感を感じる。

2018年からのLTコンセプトで巻きのキャラクターこそ変わったものの、

17モアザン(12BB)と比べてみると、

それまでのDAIWAの特徴である、

シュルシュルと乾いた巻き感が18イグジストより多く残っている感じだ。

BB(ボールベアリング)数の違いがこれに直結しているということ。

機能的側面からにいうと、

2個多い18イグジスト12BBの方が、

より回転軸を制御し、

回転摩擦を軽減した上、

動力損失を抑止しているということ。

巻きという観点では、

価格の差から考えても、

その差ぶん、

18イグジストの方が

「回転性能が良い=巻き心地が良い=巻き効率が良い」

と、いうことでいいと思う。

このことから、

例えば、

80ランカーシーバスをヒットさせた時の巻き効率は、

当然18イグジストに軍配が上がるであろう。

とはいえ、

17モアザン(12BB)とは比較できない程、

19セルテート(10BB)の巻きは、

大変巻き心地が良い物、

に進化しているということも書いておく。

次に、

面白いのはその両機の最大ドラグ力の差だ。

共に、

番手4000CXHで比較すると、

18イグジストは10キロ、

19セルテートは12キロだ。

ちなみに、

17モアザン(3012H)は7キロ。

これに比べれば、両機が如何に進化したかが明白だ。

話を戻すと、

18イグジストのボディ素材はマグネシウム(エアメタル)で、

19セルテートはアルミ(スーパーメタル)で作られている。

剛性としてはマグネシウム(エアメタル)<アルミ(スーパーメタル)なので、

必然的に19セルテートの方が剛性が高いということになる。

双方、シャフトも同素材で作られており、

19セルテートのシャフトに関しては、

より負荷に強く撓むことのないように、

ステンレスが使用されている。

先に書いた最大ドラグ力の差は、

単純に剛性力の差であるだろう。

では、これをどのような釣りをするかに置き換えると、

道具による釣りの面白さ、

その面白さを世に送り出すDAIWAの想いが表れてくる。

18イグジスト

その密の高い回転性能で、

最大ドラグ力10キロはあくまで保険として、

圧倒的且つ巧みな巻きにより勝負を制するのか。

19セルテート

最大ドラグ力12キロの高剛性を遺憾なく発揮し、

どれだけ相手が暴れ狂おうが、

金城鉄壁な守りの如し勝負を手繰り寄せるのか。

言語化すると実に興味深い。

両機矛盾の中に存在しているリールということが垣間見えるのだ。

すなわち、

18イグジスト19セルテート

2018年DAIWAが掲げたLIGHT&TOUGH、

矛盾する二つの形容詞の間に「&」を存在させたというLTコンセプトを具現化したアイテム、

それこそが、

矛である18イグジスト

盾である19セルテート

と、いうわけだ。

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